歴史

建長寺は日本で最初の禅寺として1253年 鎌倉幕府第5代執権北条時頼によって創建されました。寺格は鎌倉五山一位。本尊が地蔵菩薩なのは、その昔この地は処刑場で地蔵菩薩を本尊とする心平寺という寺が建っていた縁によります。
建長寺創建当初は七堂伽藍に四十九の塔頭が建ち並ぶ大寺院だったと伝えられています。その後、幾度の火災天災に見舞われ多くを失いましたが、江戸時代に再建され現在に至ります。
建長寺発祥のものでは「けんちん汁」があります。

見どころ

  • 入ってすぐ正面に聳える江戸時代1775年建立の大きな三門に圧倒されます。
  • 三門の下に安置されている「おびんずるさま」に自分の身体の悪い所を交互に撫でると治るとされています。
  • 創建当初から残る「梵鐘」。円覚寺、常楽寺と並び「鎌倉三名鐘」。

建長寺オフィシャルサイト

建長寺
所在地 神奈川県鎌倉市山ノ内8
アクセス JR北鎌倉駅より徒歩20分
拝観時間 8時30分~16時30分
拝観料 大人(高校生以上)500円、 小人(小中学生)200円
宗派 臨済宗建長寺派
本尊 地蔵菩薩
創建 1253年(建長5年)
開山 蘭渓道隆
開基 北条時頼

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